ソウルフルな夜でした

 今日は「ルネこだいら」でサーカスを観てきました。サーカスと言ってもトランポリンに乗ったり、暴れ馬に追っかけられたりする「ゆあーん、ゆよーん」のサーカスではありません。ミスター・サマータイムのほうです。「THE夜もヒッパレ」で御馴染みのほうです。
今夜の感想を一言で申し上げます。

「すんげーーーーヨカッタ!!!泣く所だったよ!」

思わず二言、言ってしまいました。その位、良かったです。ショウを振り返ってみる事にします。オープニングはスタンダード・ジャズナンバー「Smile」をアカペラで。その後、何か歌って、ごあいさつトーク。お兄さんが「小平に来たのは10年ぶりです。つい、こだいら(こないだ)のような気がしますが・・・」とスマッシュ・ヒットを放ったかと思うと、弟さんが間髪を入れず「そんな事を言うのは、こだいら(ここいら)辺で止しましょう」と見事な切り返し。サーカスにしか出来ないハーモニー・ジョークで会場のハートをがっちり掴みました。その後もサーカスのハーモニー・ジョークはとどまる事を知らず、ショウの中で合計、20個位の駄洒落をためらう事無く発信しておりました。最高です。
本職の歌ではオリジナル・ヒットである「ミスター・サマータイム」「アメリカン・フィーリング」が良かったのは勿論ですが、カバーで披露した「夜空ノムコウ」が、また心に浸みました。知っていた曲ですが、こんな良い詩だとは今まで知りませんでした。ビビッときました。明日からカラオケで練習します(すぐ形から入る)。
一部が終わって、休憩を挟み、二部はクラシックを歌うコーナー。私の様にクラシックを余り知らない人間にも丁寧な解説と楽しいジョークを交えてくれるので、有りがたい。コンパクトで飽きずに聴くことが出来ました。アンコールでジョン・レノンの「LOVE」を歌って大団円。終演後はCDを買った人にはメンバーが握手してくれるというイベントまでありました。私は買えなかったので、そそくさと会場を出ようとしたら、出口でお兄さんが、ほぼ全員と握手しているではないですか。私は急に緊張してしまい、大河の如く流れる人波に身を隠して、そのまま会場を出てしまいました。やっぱり握手しときゃ良かった。
そんな訳でございまして。私の拙い文では伝わらないかもしれませんが、サーカスが、近くの会場でコンサートをやる事があったら絶対、オススメしますよ!ってことを今日は言いたかったのでございます。満足、満足。