頑張れショーケン!俺も頑張る!!

 三日前の事でございます。浅草東洋館での出番の為、私は銀座線上野駅で浅草行きの電車に乗りました。すると、観光に来たであろう白人のオバサマが血相を変えて私に英語で質問してきました。
「ナンチャラカンチャラ○△×・・・アサクサ??」
私は英語が全く喋れません。でも、最後の「アサクサ」だけは聞き取れたので「あぁ、この電車は浅草に行くのかを知りたいのか」とだけは何となく察しは付きました。でも、「はい、行きます」をどう伝えればいいのか。気が付くと、その車両の皆さんが私の返答に注目しているではありませんか。今にして思えば「イエス!」だけで充分、通じたと思うのです。でも、その時の私は舞い上がってしまい言葉がなかなか見つかりません。でも、何か言わなければ。やっとの思いで出てきた言葉がこれでした。
デリシャス!(おいしい)」
オバサマはニコリと微笑みました。そして、座席に座り違う人に同じ質問をしておりました。
外国人観光客の皆さま、私には二度と質問しないで下さいね。オイラ傷つくから。

◎新連載!弦ちゃんの映画鑑賞記
第1回「居酒屋ゆうれい」(1994年)
今日、初めて見ました。ショーケンの存在感に圧巻。「エメラルドの伝説」はダテじゃない。三宅裕司さんのカラッとした台詞回しもグッド。あんな常連客の人がいたら毎日通いたい!室井滋さん、お酒を本当に美味しそうに飲んでます。ただ、山口智子さんの終始徹したチラリズム(死語)にだけイラッと来ました。ショーケンやトヨエツとのラブ・シーンも要らなかった様に思います。サッパリとした粋な洒落た映画なのに残念。
なーんて。酔いに任せてエラそうな事を書いてしまいました。私が言いたい事は、ただひとつ。
ショーケン、早く声治ってくれ!!!」