西洋グルメその麗しき世界

 自分で言うのも何とも小っ恥ずかしいですが、このたび洋食レストランの常連客になりました。振り返ると今までの私はずうっと和食ばかりを愛してきました。そして、その心は今後も揺るぎ無いものであろうと確信しておりました。ところがです!そんな私の28年間一切揺らぐ事が無かった食の価値観(?)を一気にひっくり返すような洋食店に出会ってしまったのです。そのお店の名は・・・。   
サイゼリヤ

ビックラこきましたです。この三ツ星レストランめ。なんでミシュランに載ってないんだよ!読んでないけど。
もう、お気に入りなんてもんじゃない。2日に1度は通っている今日この頃です。勿論、このお店を今まで知らなかった訳ではありません。でも、魅力に気付かなかったのです。その魅力とは何か?
それは「独りで行くと興奮する」です。
もっと早く気が付けば良かった。私が独り、テーブルに座り注文するオーダー。それは「ハンバーグ(単品)・ほうれん草のソテー・生ビール・500mlのワイン」です。これで2000円払うと、お釣りがくるんだからトンデモハップンです。テーブルに注文した品が揃うと決まって私は儀式を行います。目の前にある食べ物とお酒に感謝の気持ちを込めて・・・。
「これ、ぜんぶ俺の!!!」
と言います。時折、この儀式は隣のテーブルの女子高生達が怪訝そうな顔をしますが儀式なんだからしょうがない。ゆるしておくれ。そんな訳で。明日もサイゼリヤに行こうっと。楽しいなぁ。

◎弦ちゃんの映画鑑賞記
第2回「ミナミの帝王8 詐欺師潰し」(1997年)
竹内力はんがモゴモゴ喋りよるさかい、何言うてはるか分かりまへん。

おしまい。